私たちの日々の平穏な暮らしは、大災害や国際環境の変化によってある日突然覆されてしまいます。このような時、私たちの命と暮らしを守る最後の砦となったのは自衛隊でした。
昨今、自然災害や海外派遣等、自衛隊の活動に対して「何かお手伝いがしたいがどうしてよいかわからない」という問い合わせを企業様や団体様からいただくケースが増えてきました。そこで、本公財は自衛隊への国民の理解増進を支援することで、自衛隊員らを間接的に支え、彼らへ国民の感謝を伝えるとともに士気を鼓舞し、もって安心・安全の向上につなげていくための事業を行います。
これを実現するには、市民と自衛隊の接点をこれまで以上に多層的に設け、安全保障に関する研究を進め、その知識や情報を市民が広く共有できるような環境づくりを推進します。
その上で、安心・安全について向き合える社会を目指して4つの事業を展開します。
このように、「持続可能な社会づくり」には環境づくりが不可欠であり、「コミュニティの発展」に資する事業(ISO26000)であるといえます。
<CSR事業部が展開する4つの事業>
- 防衛省・自衛隊が実施する災害派遣や国防問題に係る企業や自治体からの要望や意見等に対応するための相談窓口を開設
- 自衛隊への理解増進への支援
- 安全保障に関する研究への支援
- 安全保障に関する知識の普及啓発
※CSRとは
CSRとは企業の社会的責任。(Corporate Social Responsibility)
企業は、利益追求,法令遵守だけでなく、あらゆるステークホルダー(利害関係者のことで、消費者をはじめ社会全体)の多様な要求に対し適切な対応をとる義務があることを示す。
また環境への配慮、地域社会貢献等々、企業が果たすべき責任をいう。